どんより霧雨。

2003年5月15日
ここのところ、ものすごーく仕事が暇だ。
あまりにも暇なので休憩室でお喋りする時間が長い。休憩室にいる面子によってと、自分の精神状態によって、楽しかったりつらかったり。
お喋りするのが面倒なときでも、煙草が吸えるのはここだけなので、ついつい顔を出してしまう。

朝の仕事を終えて一服していたら、恐れていた噂が本当になったことを知った。
暇すぎるコトが本社にもバレバレなので、うちから何人か本社へレンタル移籍させられることが決定したのだ。各チームから1名ずつで、うちのチームからはB君が行くことになった。
「こんなとこでだらだらしてたくない。忙しいとこで、もっといろんな仕事覚えたい!」
と、自分から名乗り出たらしい。
……うーん、ちょっと尊敬。

B君が抜けると負担が大きいなぁとか、忙しい本社なんか絶対行きたくないなぁとか、私が考えるのは、そういうグータラなことばかりだ。
この仕事、というよりは働くことそのものが好きじゃない。できればおうちでごろごろしてたい。それなのに同世代のB君やGさんが仕事熱心なのを見てると、頑張らなくちゃ置いていかれるよ〜ん!とひどく焦ったりもする。
いったいどうしたいんだ私は?
グータラでいいなら、もっとのほほんとしてろよ!
仕事できる人に憧れるんだったら、ちゃんと努力しろよ!
なんちゅうか、とにかく、はっきりと自分を持ってろよ!
ああ、いらいらするぞ自分!

帰りは霧雨で傘をさしてても、じわじわと服が湿気を吸う。どんより気分であるいていたら背後でハデな音がした。振り向いたらクルマが電柱にめり込んでいた。すぐに運転席の人が飛び出してきた。怪我はないみたい。
野次馬が集まってきて、ざわざわしてるのを背後に感じながら、どんより気分のまま歩きつづけた。

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