そんなもんです。

早番の仕事を終えて焼肉屋さんの予約まで、2時間。
さてどうしよう。
前回の飲み会のときは、みんな待ちきれなくて0次会をやったのだけど、今回はそういう話も出ないので、ひとりでぶらぶら。

ヨド〇シで、プレステのコントローラを買おうかどうしようか悩む。最近やっているのは『スペースチャンネル5』というゲームなのだけど（大抵ブックオフで買うか友達に借りるかするので、あたらしいものは知らないのです）どうもボタンの接触が悪い気がするのだ。腕が悪いのかな？そのへんは微妙。

たかだか2500円くらいのモノを買うのに悩み、買わず、その直後にデパートのセールで5000円の靴を迷わず買う（笑）。

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まだ少し早かったけど焼肉屋に一番乗りに着いて、ほーっと煙草を吸う。至福。最近は駅やデパートで喫煙所を探すのが一苦労だ。
灰皿があったとしても、椅子のないところが多い。歩き煙草はしにくいし（若い頃はへっちゃらだったけど、中年女性がやるのはみっともないよなぁ。酔うと今でもたまにやっちゃうけどなぁ）。

酒飲み揃いのウチのチームは、3人集まればもうビールを頼む。みんな揃うまで待ってられないのだ（笑）。最後の一人なんか当然待ってなくて、どんどん食べ物も注文する。

タン塩♪タン塩♪タン塩らーぶ♪
と、歌いながらじゃんじゃん食べる。
サンチュ♪サンチュ♪とも歌う。
歌っているのはわたしひとりだけど。

口惜しいことに今回もX君の隣はゲットできず。
でも鍋奉行ならぬ焼肉奉行と化したX君が焼いてくれたチョキチョキカルビを堪能。

たのしいなぁ。おいしいなぁ。
今夜はGちゃん欠席なので、あの理不尽な嫉妬モードにならずにすんでいるのだ。
単純だ、わたし。

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だらだら長居してみんなお腹いっぱいになり、2次会の話も出ずに駅構内で別れた。明日も早番だしね。その結果、わたしとX君ふたりで並んで歩いてた。あらら。「もう一軒どうよ？」って誘えそうなシチュエーションじゃないでしょうか、これって。
つうか誘われたら行きますよ、わたしは。
どうでしょう。どんなもんでしょう。

お酒のつよいX君にしては珍しく酔ってるみたいで、いつもよりテンション高いぞ。この勢いでもう一軒行きたくないでしょうか。どうでしょう。どうなんでしょう。どうですか、お客さーん！

……そんなわたしの期待も虚しく改札口へ真っ直ぐ向かうX君なのだった。がっくりと肩を落として、バス停なんかに向かわずに、さっさとタクシーに乗って帰った。
ふんだ。