ごたごたいろいろ。

2003年7月11日
夕方、ものすごい土砂降り。
仕事を終えて実家の引越しの手伝いに行く。

新しい家に運ぶ荷物はもう出てしまっていて、わたしが着いたときには、数十年の間に溜め込まれたさまざまなモノをゴミとして出しているところだった。
わたしや姉のランドセルとか体操服とか赤白帽子とか。亡き父の残した壷とか皿とか掛け軸とか(全部安物でお宝ではない)。

雨の中キビキビ働いている業者さんに申し訳ないような、しょーもないモノがどんどん出てくる。

ようやくからっぽになった実家に、母とふたり残った。コドモの頃のことなど思い出して、おセンチになってみようとしたが、疲れ果ててそれどころじゃなかった。母もそうみたいだった。
わたしと母は、とても似ている。
浮世離れした乙女(笑)みたいなところと、ひどく現実的でクールなところとのちぐはぐなバランスが。

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今度の家は新築するまでの借家で、しばらくの間母と姉夫婦は同居だ。
先に着いていた姉夫婦もくたくたのへろへろで、段ボールに囲まれて、スーパーで買ってきたお惣菜を紙皿で食べながら飲んだ。

お酒の飲めない母は、ぱたんきゅうと自分の部屋で寝てしまい、わたしも明日の片付けに備えて居間の隣の部屋でさっさと寝た。
居間では姉夫婦とオットが、いつまでも飲んで喋っていて、うるさくて何度も何度も目が覚めた。

何度目かに目が覚めたときに、オットの中洲通い(笑)の話になっていた。
「ウチはお互い好き勝手してるけど、すごーく信頼関係があるからー」
と、オットが言うのが聞こえた。

お布団の中で、ついニヤリとしてしまった。
ふたりでいるとイライラすることもあるけど、あんたわかってるんじゃん、って。

酔っ払いの姉夫婦は、人の話なんか聞いちゃいなくて、とんちんかんな会話を続けていたけど、わたしはほっこりごきげんになって、いつのまにかまた眠ってしまっていた。


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