免許がない!

2003年7月21日
うわぁぁ。
免許証がなくなっちゃったよう。
たしか半月くらい前に、郵便局に書留受け取りに行った時にはあったのに。ふとお財布の中見たら、ないの!どこにやっちゃったんだかなあ。

免許試験場に電話してから、警察に届けに行った。
休日の警察署は、がらーんとしてた。
以下、わたしと警官の会話。


「どうしました?」
「免許証を紛失しまして」
「免許証だけですか?お財布とかも?」
「いいえ免許だけです」
「いつ、どこで?」
「わかりません。見たらなかったんです。で、悪用されたらいけないと思って…」
「されませんよ!」
「…は?」
「悪用なんかされませんよ。あーたの顔写真ついとるでしょうが。誰がどう悪用しますか」
「……」
「男が拾っても使えんでしょう。偽造もできんようになっとります。悪用なんかされませんって」
「…わたしに似た女が使ったらどうします?」
「あーたに似とう女が、この世に何人いますか?」
「……なんなんでしょう。つまりそれは、わたしに届を出すな、と仰っておられる、と思ってよろしいのでしょうか?」

わたしは頭にくると慇懃無礼になるのである。

「試験場に電話をしたら、再発行の手続きに警察で発行される顛末書が必要だと言われるので、届に来たのですけれども、それは必要ない、と仰るわけですか?」
(電話では、『悪用されるといけませんから警察に行ってくださいね』とも言われた)

ぱっと見アタマの弱そうな女が、実は気難しそうなおばさんだと気付いたのか(笑)、警官はごそごそ書類の用意を始めた。
ほーらね。たぶん書類作るのが面倒なだけだったんだってば。もっと言ってやってもよかったんだけど、黙ってちまちまと書類の記入をしてたら、こうきたよ。

「免許証はね、とても大事なもんですからキチンと管理せないかんですよ。試験場に行ったら、そう言って怒られますよ」

なんだよその言い方。
『あのおばちゃんに叱られるから、静かにしましょうねー』とかいうアタマの悪い母親みたいだ。

「ええそうでしょうね」
「いやね、ウチの女房もそういって怒られたとですよ」

……あんたの嫁も無くしてんじゃん!!
突っ込もうと思えばどんだけでも突っ込めるなぁ、この警官。なーにが「とても大事なもんですから」だよ〜。さっきまでと違うじゃんよ〜。

「これでよろしいでしょうか」
「はいはい。ね、免許証はきちんと管理してくださいよ。大事なもんですよ」

んんんんんもーーーー!!!!
疲れた!!

それにしてもどこでなくしたんだろう?
管理のいい加減なわたしが、そりゃ一番いけないんですけどね。ふんだ。

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こんなときには一番のストレス解消法、本屋で一気買いだぁ!
…といきたいところだけど、お金がないので3冊だけ。
中島らも「牢屋でやせるダイエット」
町田康「権現の踊り子」
夢枕獏「陰陽師・生成り姫」

お財布の中身、残り1000円だ…。

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