雨にぬれても。

2003年7月25日
レンタル移籍で新幹線通勤4日目。
ウチの街はピーカンだったが勤務先は大雨だった。
そもそも傘を持つのがきらいなわたしは
天気予報のチェックなんかほとんどしない。
雨が降ったら降ったときだ。

…降ったとき、ってこれか。
すんごい土砂降り。
駅からバスに乗って、降りて、オフィスまで1分。
それだけで久しぶりにずぶぬれになった。
制服に着替えてからも、冷房がじんじんしみた。

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慌しかった今週も終わりだ。
帰り道、よく知らないこの街を探索しようと思った。
さいわい雨も上がったし。

4月にここに転勤してた元同僚Qちゃんと、ふらふら街歩き。
川沿いの公園の緑がきれいだ。
わたしは川がだーいすき。
海は際限ないかんじがして怖い。

美味しいという噂のサンドイッチ屋さんに行き
仕事と結婚だの、子供を持つことについてだの
いかにも30代勤労女性らしい会話をする(笑)。

6歳年下のQちゃんのことは昔から知ってたけど
ゆっくり話をしたことはなかった。
意外と似たものどうしで驚いた。

「休みの日は、化粧はおろか一日じゅうネマキだよね」
「旦那が帰ってくるぎりぎりまでネットやってて、まだやってたいときに帰ってくると、ちっ!!て思いますよね」
「廊下って、歩く部分はきれいだけど隅っこの方は埃でしろーいよね」
「ウチがどんなに汚くても掃除したくないときには、仕事で疲れてるふりしますよね」
……エンドレス。

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おすすめの映画を見たのは先週だったけど
Lにメールする時間もこころの余裕もなかった。
結局仲間内の掲示板に2行だけ書き込んだ。
メールして、返事がこなかったらまた凹むもの。

Lの書き込みは1行だけ。
『金魚さんは気にいると思ってました』
って。

そんだけで嬉しくて
おおげさに言うと泣きそうだった。
それってつまりさあ、あの映画観てるとき
もしくは観たあと、いつだっていいけどさあ
Lがわたしのことを思い出したってことよね。

わたしは時々Lのことを考える。
移動中とか、ごはん中とか、なんでもないときに
あいつ今なにしてんだろうなあとか、
今度会ったらこの話しようとか。

だけどきっとLは、普段の生活の中で
わたしのことを思い出すことなんかないんだろう
なって思ってる。
わたしに、たいして興味ないのはわかってる。

だから。
社交辞令でも、嘘でも、てきとーに書いたんでも
その1行の書き込みは嬉しかった。

あああ。
わたしって結構かわいいよなぁ(苦笑)。

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