ちょっと弱気

2003年8月21日
昨日病院までの長旅を終えたあと
じわじわとまた足が痛くなってきた。
湿布を貼ったり、撫でたりさすったりしながら
不安がどんどんわいてくる。

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病名は椎間板ヘルニアと坐骨神経痛。
救急車で運ばれる前日の仕事帰りには、意識朦朧になるくらい痛くて、恥も外聞もなく新幹線の中で靴脱いで、座席に丸まってうなってた。
一晩中痛くて眠れなくて、でも我慢して、朝になっても動けなくて、痛みでわんわん泣いた。
こーんな大人になって、痛みで泣くなんて思わなかったな。

さんざん悩んで救急車を呼んだ。
すごくすごく痛かったけど、救急車なんてそう簡単に呼んじゃいけないと思って躊躇してたのだ。
病院が開くまで我慢して、タクシーで行くべきか?って。
わたし、気が小さいのよう。
人になにかを頼むのって苦手なのよう。

痛みで朦朧としてて半分くらいしか記憶ないけど、救急隊のみなさんは、そりゃもう親切だった。
女性の隊員の方が、ずうっと声かけてくれた。
マンションのエレベーターが狭くて、担架が入れないということで、おじちゃん隊員の方がおんぶしてくれた。
おじちゃんの背中で、わたしはわんわん泣いてた。
「もうちょっとやけんね、大丈夫やけんね」
って、コドモに言うみたいに言われて、安心と痛みのどっちもで泣けて泣けて仕方なかったのだ。

入院してからの二日間も、ずうっと泣いてたな。
痛みは間歇的だったので、おさまってるときには
「わたしどうなるんだろう?もう歩けないの?」
と思ったり、今までのすんげぇ楽しかったライブとか、お散歩とか、旅行とか思い出して
「ああもうあんなふうに楽しいコトできないの?」
と思ったりで泣けた。
もちろん痛みがくれば、それで泣いたし。

なんだかんだの入院生活で(そのうち書きます。いろんなことがあったよ)どうにか痛みがおさまって退院したけど、病気が治ったわけじゃない。またあの痛みがいつ襲ってくるかわからないわけだ。
お医者様が言うには
「何年、というスパンで考えてくださいね」
なのらしい。

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…で。
退院はしたものの、ちょっとでも痛みが来ると不安で不安でたまらないのだ。

もしかして、またあの激痛になっちゃうの?!って不安。
20日も会社休んでることも不安。
復帰してまたすぐ休むようなことになったら?って不安。
チームのみんなにも、レンタル移籍先の営業所にも迷惑かけてることも不安。
これから何年もその不安を抱えてくの?って不安。
痛みはひいても、この足の痺れは治らないの?って不安。

せめて宝くじでも当たってくれたら、仕事のこと気にせずに養生できるのになぁ…。

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