逃避ばかりの人生でした。

今日こそスポーツクラブに申し込みに行こうと思っていたのに、暑さのせいで腰が上がらず。

そもそも昔から運動が苦手で、体育の授業がある日は発熱することを切望したりしてた子供だったのだ。よろこんでプールに通いたいわけじゃない。

きらいなこと、苦手なことからは、なるべく逃げて生きてきた。
「負けず嫌い」とは程遠いのだ。

学校にも会社にも「負けず嫌い」なタイプの人っていうのは必ずいて、わたしは大抵そういうタイプの人が苦手だった。

とはいえ、親しくなって好きになった相手が「負けず嫌い」であることが後でわかることもあって、そんなときに、相手を急に苦手だと感じるかというと、そんなことはないわけだ。
ふーん、と意外に感じたり、尊敬しちゃったりする。

「負けず嫌い」っていう部分は一緒でも、その現れ方の違いなんだろう。第一印象とまではいかなくても、知り合って早い段階で「負けず嫌い」が表面に出てくる人が苦手なのかな。

昨日考えた「好意」ってことにつながる。
「好意」を持つきっかけって、出会った初めの頃に現れる部分だものね。親しくなるにつれて薄れていったり、より強くなったりするものなんだよねえ。
苦手だと思ってた人と、いつのまにかすごく親密になったりすることもあるし。

こうして書いてみれば、当たり前すぎて面白くもなんともないことだけど。

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わたしがここ数年来大好きな男友達Lの言葉。
「オレはいろんなこと、なんでも知りたいの」

会社の男前同僚X君の言葉。
「勉強なんか嫌いだけど、知らない、わからないって言うのはもっと嫌い」

わたしは、苦手なことから逃げて逃げて、その結果なーんにもできない大人になって、そんな自分が嫌いだわってよく思うわけで、いろんなことを知ってる人、いろんなことができる人に憧れちゃうわけで、でもそういう人は「負けず嫌い」な心を持って努力してきたわけで。

わかっちゃいるけど。

…ほんとはわかっちゃいないのか。
努力してないんだから。