仕事仕事。
やらなきゃいけないことがたくさん。
勉強しなくちゃいけないことまで手がまわらない。
家に持ち帰って勉強すればいいんだけど…いいんだろうけど……でーきーなーい!

レンタル移籍まであと2週間。
やっていけるのだろうか。
不安なら勉強しろよわたし、酒ばっかり飲んでないでよお、とつっこんでみるもののやっぱり、帰宅→手洗い→冷蔵庫に直行→ビールというのが至福なのよねぇ。

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昨夜オットは飲みに行かずに帰ってきたのだったが、夜中に目を覚ましたらいなかった。
んんん?
しばらく待ってたけど帰ってこない。
家出か?
あの日本一温和なオットも、ついに限界か?

電話してみたら、ごきげんな声で
「どもども、すんません。中洲にいまーす♪」
とのことだった。
わたしが寝たあとにお誘いの電話があったらしい。
すごい土砂降りと雷だったのに。
普段は雨降りだとコンビニに行くのも渋るのに。
中洲おそるべし。

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オットがクラブのおねぇちゃんにプレゼントされたというウコンの錠剤を飲んで、わたしは朝7時半から仕事。
ああ。仕事仕事仕事。
オットは仕事。わたしは休み。
オットは帰りに飲んでくるかもと言っていた。
「またクラブに行くんでしょ〜」
と聞くと、嬉しそうにしていた。はは。
まあ好きなようにしなはれ。
楽しそうにしてるのがなによりだ。

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午前中は読書。「熱帯魚」吉田修一。
気持ちがざらざらした。
なんかいやだ、これ。
帯に書いてあるコピー、嘘じゃんって思う。

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今日はお出かけしないぞ・だらだらするぞ宣言を自分にしてたのだけど、突然思い立ってブック〇フに本を売りに行った。最近モノを減らしたくてたまらない病なのだ。なかなか減らないけど。
60冊売って3500円くらい。
…そのままゲームソフト買って帰った。
モノ、減らないはずだよ。

買ってきた「スペースチャンネル5」というゲームをやってて、自分のリズム感の悪さにはいらいらしたけども、ざらざら気分はちょっと治った。
ゲームってわたしにとっては、何も考えないための方法としてすごく有効な気がする。

考えないのがいいことなのかどうなのかは、知らない。

ヤドカリ

2003年7月6日
わたしは仕事。オットは休み。
オットはわたしの実家の引越し準備にかりだされた。

母が32年住んだ実家を売って、今よりもうんと郊外の永住型別荘地に家を建てることになったのだ。その家が建つまでのあいだの短い仮住まいへの引越しは来週末。
わたしもなんとか時間をつくって実家の見納めに行こうと思う。行かねばなるまいなあと思う。だけど実をいうとあんまり感慨はない。
21年間住んでた今の実家よりも、たった6年(モノゴコロついてからと考えるなら、ほんの3年くらいか)住んでた前の家の方に思い入れはある。
子供時代を過ごしたその家は、わたしたちが引っ越したあと火事で焼けてしまい、今は大きな立体駐車場になっている。
わたしとオットは今、その場所のすぐ近くに住んでいる。

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仕事全然したくないモード。だらだら。
来週チームのみんなで焼肉食べに行くことが決まった。
今度こそX君の隣をゲットだ!(←バカ)

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夜、姉と電話。
またもや「離婚する!」と言っている。
わたしは話半分にしか聞いていないのだけど。
結局このままなんじゃないかなーという気がする。

電話を切ってから
「わたし、あんたがオットでよかったなー」
「いやいや、オレもあんたでよかったよ」
なんていう愛ある(?)会話をした。

愛はあるのだ。まちがいなく。
でも時々気持ちがうろうろしちゃうんだなー。
わいてくる感情は抑えられないけど、行動は抑えることができる。

わたしはたぶんずっとこのまま平和に暮していく。
川上弘美さんの「おめでとう」を買い、地下鉄の中で読み始めた。ああもう仕事なんか行ってる場合じゃないぞ、一気に読んじゃいたいぞ、と思った。

川上弘美さんの文章は、ぎゅぎゅぎゅーっとわたしの中に入ってくる。気持ちいい。

今日の日記タイトルは『春の虫』という作品の中の台詞。
当分じめじめした気分になるたびに、心の中でこの台詞呟いちゃいそうだ。いいことだ。
わたしの目で見てるわたしの生活の中では、もちろんわたしが主人公なのだけども、それを客観的に見て茶々いれるわたしというのも必要なわけで。
おーいおい泣きながらでも、こういう台詞で自分に突っ込みいれてやらなきゃいかんよ、と思うのだ。

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あったはずのビデオ屋がなくなってた。
困った。
件の映画を見なくちゃLにメールができない。
回り道してTU〇AYAに行かなくちゃだけど、それを数日後に先延ばしにするくらいの余裕があるのは、いいことなのかわるいことなのか、よくわからない。

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一度シャンプーしてしまうと、どんなにがんばったって美容院帰りそのままの髪型に復元できない。
やっぱりプロってたいしたもんだ。

わたしが不器用なだけなのかしらね?
はじめての美容院に行った。

8年も行きつけのとこがあったので、新しいところを探すのは久しぶり。なんでこんなに美容院って多いんだろう!と怒りすら覚えてしまった。

結局家から歩いて行けるところにした。

シャンプーがすごく丁寧で嬉しい。
シャンプーの女の子が可愛くて嬉しい(笑)。
「すごく肩こってますねぇ」
なんてやさしく言われて、おばちゃんはほろりとしたよ。うんうん。そーなの。疲れてんの。やさしくしてくれてありがとう。しくしく。

カットしてくれた女の子は、めちゃめちゃ勝気そーで、髪質とか手入れの仕方とかについて熱く語る、ちょっぴり苦手なタイプだったけど、腕はよさそう。何度か通ってみることにしよう。

今は伸ばしている途中なので、ちょこちょことカットしておしまい。

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美容院の予約の時間までTVを見てた。
ヴェンダースの「東京画」をやってたのだ。

この映画、東京にひとり旅してる時に見たなあ。
どこかの小さい小さい映画館だった。
80年代のいつかで、わたしはもちろん20代で。

20年近く、変わりばえのしない行動してますなあ。

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昨夜、酔っ払って日記を書いた後、Lにメールした。

『この間言ってた映画のタイトルなんだったっけ?』
っていう、あたりさわりのない話題。
酔ってるのは自覚してたので、感情ダダモレにならないようつとめて素気なく書いた。
返信はひまなときでいいよー、なんて書いたのは余計だったか…。

距離、もうちょっと縮まれば、それはそれで嬉しいんだろうけど、下手して二度と会えなくなんのはイヤだ。このままずーっと友達でいて、ヤツがどんなおっさんになり、どんなじーさんになるのか見てみたい。じじばば同士で門仲あたりに集まって、酒飲みたい。

わたしはどんなばーさんになるんだろう。
武田百合子さんみたいになりたい。
無理かね。

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朝メールチェックしたら、返事が来てた。
素気なさすぎでももなく親密でもない感じの、ほどほどな返事。いいよいいよ、これで。

美容院の帰りにビデオ屋に寄ったのだけど、その映画はなかった。明日別のところに行ってみよう。

昼酒まじっく。

2003年7月2日
お休み日だというのに、昨夜から腰痛。
これはもはや定番だ。
生理か?っていうくらいしょっちゅうやってくる。
年寄りなんだもん。

みしみし痛む腰で、照明器具の展示会へ行く。
わたしはシロート。周りはプロの皆さん。
こういうのって落ち着かない。

帰りには買い物しようとか美容院に行こうとか思ってたんだけど、痛む腰にカタログが重過ぎて断念した。つまんないから家で昼酒飲んでいる。

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ひとりで飲みながら、アレコレ考える。
で、うだうだ酔っ払う。
こういう夕方、きらいじゃない(笑)。


いーかげん野郎Lと以前話したこと。
「恋の定義とは?」ってなこと。
そこでわたしたちの意見は一致したのだったけど、でもそのとき、わたしはLのことを考えながら話してて、Lは別の女の子のことを考えながら話していたのだった。ちきしょー。

…なんつう2年も前のことを思い出して。
……しみじみした。

なんなんだろうなぁ。
年のせいかね。
泣きはしないけど、なんだかちょっとだけ、泣きたいかんじだよ。

Lは覚えてないだろうけど。

わがまま言って連れてってもらった晴海ふ頭が、TVのお天気映像なんかで映るだけで、わたしが未だにきゅんきゅんしてることなんか知らないんだろうけど。

気持ち悪がられるだけだから、言わないけど。

自己保身しちゃう年寄りだから、自爆もしないけど。

わたしごときの手に負える(もしくは手に入る)相手じゃないくらいのことはわかるから、無理しないけど。

なーんだかな、さみしいな。

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そんなこんな考えながら
椎名林檎を久しぶりに聴いている。

オットが帰るまでに、平常心に戻しておかなければ。

わかってます。
わたし完全になにか欠落してます。
もしくはなにか過剰なんです。
バランス悪し。
とにかくだめな一日だった。

なにがどうっていう原因があるわけじゃない、
こういうダメダメ気分の日が時々あって
原因がないわけだから対処の仕様もなくて
ただもうひたすらくすぶっているしかない。

しょうもないことに腹が立ったりかなしくなったり。
Gちゃんがキレイでおっぱいが大きいからといって、Gちゃんに腹を立ててどうするよ、わたし。
GちゃんとX君のデスクが隣あってて、わたしのデスクが離れてるからって、そんなにどんよりすることもなかろうよ、わたし。

…書いてて情けなくなってくる。バカすぎて。

仕事もはかどらないし、上司はむかつくし、新しい口紅の色はなんか似合わなかったし、朝から土砂降りでスカートびしょびしょになるし、靴の踵の皮むけちゃうし。

もういやいやいやいや。
こんな日は行動も挙動不審になる。

GちゃんとX君を避けるようにして過ごしてしまった。
後輩に必要以上に強い口調で注意をしてしまった。
そんで、自意識過剰全開でどんより。

とっととこんな楽しくない一日が終わって
ごくごく普通の明日が早く来ればいいのにと思った。

財布の中身2000円。

2003年6月30日
それってどうなの?!と思う。

昔聞いた話。
年齢×1000円は、お財布に入れてなくちゃね。
って。

わたし、2歳か。

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そんな哀れなわたしの救世主、ボーナス様がでた。

明細だけ(振込みだからね)手にして
いっぱい引かれてるなあとか
去年より少ないんだっけかなあとか
いろいろ思うところもなくはなかったが
とりあえず世界中にハローって手を振りたくなった。

2000円卒業。

おかねはだいじだよ〜。

バーゲンの戦利品。

2003年6月29日
仕事帰りにバーゲンへ行く。

最近では服を買うお店を決めているので
とりあえずそこをチェックすればいいのだ。
らくちんらくちん。

シャツを2枚、パンツ、カーディガン、バッグ。
どれこもこれもかわいいよう。嬉しいよう。

結局ジーンズは買えなかった。
カーキ色のたぷんとしたパンツを買った。
ローライズ気味なので、お腹のってます(涙)。

買い終えてオットと合流。
ヤツのお買い物は仕事用のスーツ。
お互いにいい買い物ができてごきげんだ。

うちの最寄り駅の近くの居酒屋へ。
日曜のせいか、お客はわたしたちだけだ。
料理はどれも美味しいんだけど、お店の雰囲気が
どうにもぱっとしない。
有線放送から誰だか知らない女の子の歌う
フリッパーズギターのカヴァーが流れる。
なぜだかムネが疼く。

窓際の席にわたしたちは座っていて
窓の下は、しょぼーい小さい川と工事現場で
全然流れていないみたいに見える淀んだ水に
川むこうのカラオケボックスのネオンが映ってて
なぜだか、とてもとてもムネが疼く。

わたし、こんな暮らしが好きだ。

でももうすぐ40代になって
きっとあっというまに50代になって
それでもこうしていられるんだろうか。

いつまでも夜遊びしてたい。
(なーんて言いながら、夜遊びの時間帯が
どんどん早まってしまっている。年寄りだわ)
帰り道、レンタルビデオ屋の看板を見てふと思った。L君(21日の日記に書いた、いーかげん野郎の仮名)に、電話してみようかな。
この前の飲み会のとき、すごくいい映画を見たって話をしていたから、
「今ビデオ屋にいるんだけど、この前言ってた映画なんていうタイトルだっけ?」
っていう口実ならかけられるかな、と。

わたしは電話が苦手だ。緊張する。
それに迷惑っぽい声で出られたら悲しくなるだけだ。
…やっぱりやめておこう。

メールも最近は全然してない。
知り合った頃の一時期はよくやりとりしていたけど、だんだん減ってきて、向こうが面倒がっているように感じられて、出さなくなった。
簡単な返事だけしかもらえないのは悲しかったし、返事が来ないときはたまらなかった。メールしないでいれば、そんな思いもしなくていいもの。

夜道をなんとなーく負け犬気分で歩いた。

ちきしょーーー。

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家に帰ってオットとビール。

昨夜飲み会だったオットに、行きつけのクラブ(踊るとこじゃなくて、おねーちゃんのいるとこ)の話を聞く。オットがいつも指名してるまみちゃんの話だとか、同僚のお気に入りのレイちゃんの話だとか。
そういう話を聞いても全然腹がたったりしない。
むしろ興味津々。
そのお店で飲んでるオットの姿を、こっそり見てみたいものだ。

実際に見たら嫉妬とかしちゃうのかしらん。
…わたし、まったくしなさそうな気がする。

ごめん。

2003年6月24日
遅番の仕事帰りにはいつもオットに電話する。
「なにか買ってくるものある?」って。

ここのところ、ますます家事をしてない。
なーーんにも料理してない。

コンビニでざるそばを買って帰って
「なーんにもしなくてごめんね」と言うと
「ごめんって言わんで」と言われる。

オレは仕事から疲れて帰ってきてメシ作れなんて言われたら、面倒で絶対イヤだ、って。
だからあんたにも言えないし言いたくない、って。

うんうん。
ありがとー。
うれしいよ。
そんなこと言ってくれるオットって稀少かも。
でもね、わたしもね、疲れて何もしたくないけど、
もうちょっとまともなごはんが食べたい(笑)。

料理が趣味だというオットが欲しいわ。

向き不向き。

2003年6月23日
姉がうちに来た。

義兄の愚痴をひとしきり言って
「ああもう、ポイしようかなあ」
なんて言う。
「それでもやっぱり別れたら淋しいのかなあ?」
なんて言う。

38歳と40歳の姉妹ふたりの意見が一致したのは
『30代独身ってのがいちばん楽しそう』
ということだった。

ちゃんと仕事持ってて、そこそこお金もあって
自由な時間があって、楽しめる趣味を持ってて
配偶者ではなく恋人がいて、
…っていうのが、理想だよねーって。

「あいつが夫じゃなくて彼氏なら
きっと上手くやってける気がする」
と、姉は言う。

結婚って、向き不向きがあるよね

歩く歩く。

2003年6月22日
わたしには散歩友達がいる。

東京やら埼玉やら静岡やら京都やら福岡やら、
住んでいるところもばらばら。
年齢もばらばら。
都合が合えば一緒にうろつきまわるし
都合が合わなくてずうっと会えないひともいる。

今回の散歩は4人。
メインは谷中の朝倉彫塑館だった。
わたしもみんなも、古い建物好きなのだ。
めいめい勝手に建物の中をうろついて
めいめい勝手に面白がって
めいめい勝手に言いたいほうだい。
すごく楽しい。

中庭の広い池も、屋上庭園もすごくよかった。
古くて広くて気持ちいい建物の中をうろついてると
あーここで酒飲みたいって思う。

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くねくね路地や坂道をうろついて、蕎麦屋で昼酒。
からだがじわーんとだるくなっていい気分だ。
卵焼きも蕎麦も蕎麦湯も美味しい。

それからまた、うろつきまわる。
名所旧跡もいいけど、なんでもない路地歩きも好き。
夕方になって、くたくたのへとへとになって、
もうちょっと遊んでいたいような、
早くひとりになりたいような、落ち着かない気分になる。

わたしは、この散歩仲間がすごく大事だ。
たぶんみんな、それぞれひとりの時間を大事に
思ってるひとたちだからだと思う。

ひとりあそびが好きなもの同士が集まって
一緒に歩いてるんだけど押し付けがましくなくて
それぞれ勝手に面白がりたい気持ちと
共有したい気持ちのバランスが丁度いいんだ。

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と言いながらやっぱりわたしは
会話を上手くふくらませられない自分が情けない。

みんなは気にしちゃいないかもしれないけど
わたしはすごく自分が歯痒くなる。

で、一昨日思ったのと同じことを思う。
もっとたくさんいろんなことを知って
いろんなものごとを好きになって大事に思って、
話したい。

好きなひとたちを楽しませてあげたい。

そして自分で自分をもっと好きになりたい。

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家に帰ると、おうちでごろごろ好きなオットが
酔っ払いモードでお出迎え。
あーあ、この週末もまたごろごろだらだらしてたらしい。

わたしとオットは親友だと思うけど
とても好きだけど、
家でビールとTVっていうのも楽しいけど
ずーっとそれだけじゃいられないんだ。

時々無性にうろつきたくなるんだ。

真夏日。

2003年6月21日
久しぶりに東京に行った。

夜は某ライブと飲み会。
それまでひとりでぶらぶらする。

このあいだ行きそこねた恩賜浜離宮庭園へ。
…暑い。
…暑すぎる。
庭園散歩には、とっても不向きな日だ。
入園料払って入ったけど、とっとと予定変更。
これがひとり旅のらくちんなところだ。
浜離宮の船着場から大好きな水上バスに乗る。
川風に吹かれながら昼ビール。極楽極楽。

浅草のごたごたした裏道を散歩するも、
やっぱり暑すぎだ。もうだめだ。
夜の約束までホテルで休憩。体力温存。

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飲み会で、昔好きだったひとに会う。

…だった、っていうのは嘘だな。
会うたびに、やっぱりこいつ好きだわって思う。
いーかげんで、ひとの話なんか聞いちゃいないし、
浮気性の女ったらしのくせに、
わたしのことは好きになってくれないし(苦笑)、
むかつくやつなのに、会うたびに毎回毎回思う。
ちきしょー、やっぱり好きだよう。

出会ったとき、わたしはもう結婚してたし
こいつにもずーっと付き合ってる彼女がいたし
恋愛関係になれるとは思ってなかったけど
でも、どうしても言わなくちゃいられなくて
わたしが彼を好きだということは伝えてある。
それだけ。

これからも、なーんにも進展しないはず。
年に何度か、友達数人と一緒に飲んで
わたしひとりがどきどきしてモヤモヤするだけ。

毎日ずーっと彼のことを考えてたりはしない。
でも会ったあとしばらくは、
すごくすごくすごく、せつなーい気分になる。

ちきしょー。
久しぶりの台風。
でも会社の中にいたので、よくわからなかった。

台風好きなのにー。
窓から暴風雨眺めながら酒飲みたかったのにー。

と、口惜しがっていたらX君に笑われた。

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妊娠、してなかった。

会社からオットにメールした。
タイトルは「やっぱり」にした。
すぐに返事が来た。
タイトルは「やっぱり…」だった。

「RE:」じゃないところに
オットのがっかりさ加減を見た気がした。

わたしはすごくほっとしてたんだけどな。
ほんのすこーーーしだけ、がっかりもしたかな。
よくわからない。

なんだか申し訳ない。

これからの避妊問題をどうしよう。
気持ちがぐらぐらするから、
当分せっくすをしないことにしよう…。

---------------------------------

明日は飲み会。
あさっては、朝早い便で東京1泊旅行。
今夜のうちに用意しなくちゃ。
今日はお休み。でも気分は浮上できず。

髪の毛を伸ばしてる途中なんだけど
ばっさり切ってしまいたい衝動にかられる。
でも我慢する。

まだ生理は来ない。
とにかくそのことが頭の中でぐるぐるするのだ。

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数日前オットに
「今日、会社でくしゃみ鼻水がひどくて
すごいつらかったんだけど薬も飲めないしさー」
と言ったら不思議そうな顔をするので
「もしかして妊娠してたら、薬はまずいでしょ」
と、言った。
言いながらちょっと緊張した。

「えー?してるかなあ」
「そりゃわからんけどさ」
「してないよきっと」
「なんでよー?」
「だって今までだってできんかったしさ」
「忘れた頃にできるってよく聞くよ?」
「…そしたら娘がいいな〜、オレ♪」

ああ!やっぱり!欲しがってるよこのひとは。

どうしよう、どうしよう。
なんて言ったらいい?

「…ああ、うん、わたしも娘がいいかなー」

なんて言ってしまったよ。

だって言えないよ。
わたしは全然欲しくない、なんて。

そう思いながら、もしもわたしの体の中に
もう子供ができてるとしたら
欲しくない、と思ってる気持ちが彼女(彼?)に
伝わってしまうのかなあと不安になった。

もちろんそんな記憶が残るわけないけど
でも。

いるんだかいないんだか、わからないお腹に
声には出さずに言ってみた。
『…こんなかーちゃんでごめん』って。
どきどきした。

------------------------------------

そんなやりとりがあった翌々日くらいの
わたしの「人生がいやいや」発言↓だったから
昨日、オットは不機嫌になったんじゃないかな。
『ああやっぱりこいつは欲しがってないな!』
って、はっきり気付いたんじゃないかな。

なんだかなー。
どうしたものかなー。
どうするもこうするも、とにかくこれは現実だ。
オットは子供が欲しい。
わたしはできれば欲しくない。
だけど妊娠したんだったら産むさ。
産んだら頑張って育てるさ。
それはもう腹を括ってるんだから、
とにかくどっちなんだか、はっきりしたいんだよう!

はっきりしないから、どきどきもやもやしながら、
毎日酒飲んで煙草吸っちゃうのよ。

……こんなかーちゃんでごめん!
今夜はうなぎ食って栄養とるぞ!

-----------------------------

むーさん、登録ありがとうございました。

いやいやいや。

2003年6月15日
なにもかもいや。

朝から髪の毛がうまくまとまらない。
着ていく服が決められない。

なんだか会社で上手くひとと話せない。

男前同僚X君と嫉妬相手Gちゃんは
今日は普段より仲良く話してる気がする。
おもしろくない。

お手洗いで鏡に映った自分を見ると
やっぱり髪の毛がへん。
お化粧もへん。
お肌の調子は最悪。

いやいやいや。
もういや。

-------------------------------------

家に帰ってオットに言った。
「なんかもういやいやいやってかんじ」
「何が?」
「えーと、人生が」

オットの表情がじわっと曇る。
いつもはうまくなだめたり
笑わせてくれたりするのだけど
今日はだめみたいだ。ごきげん斜めだ。

やばい。

ますますなにもかもがいやになる。

普通じゃない。

2003年6月14日
ものすごくお腹が空いた。
でも自分でなにか作る気分じゃなかった。

会社に着いてから食べようとお弁当を買った。
いつもなら食べきれないくらいの大きさ。

大きなお弁当をバッグに入れて歩いてたら
猛烈に麺類が食べたくなった。
ひとりでも入れそうな中華屋さんを探した。
何かにとり憑かれたようになって探した。
やっと見つけてフラフラ入って、
とり憑かれた状態のまま、ばくばく食べた。

数時間後、会社で大きなお弁当もたいらげた。

帰り道、やたら油っこいものが食べたくなった。
コンビニで買い込んで、つまみながらビール。

ただひたすら、食べもののことばかり考えて
他のどんなことにも感情が動かないかんじだった。

やっぱり今日も、わたしはわたしがきらいだった。

うぐうぐ。

2003年6月13日
ずっとヒマだったのに〜〜。
今日は12時過ぎまで残業。
飲みに行ってたオットよりも遅くなりました。

ヒマに慣れててなまってたのか、きっついです。

いろいろあんだけど、とにかく酒飲んで寝ます。

いろいろいろあんだけど。ふぅ。


不器用ですから。

2003年6月12日
近所に量り売りの豆腐屋さんができた。
早速買ってみた。
美味しかった。けど、気もそぞろ。

…何かしら気になりすぎることがあると
そういうささやかなしあわせを
ないがしろにしちゃいがちだ。
そんなのはいやだ。

ふつうの日々がいいんだ。
豆腐が美味しいとか、月がキレイだとか。
そういうなんでもない日々がいい。

わたしは昔っから、
いくつものことを並行してやるのが苦手だ。
すぐにぱにくってしまうのだ。
仕事と家事くらいでも、そうだったんだもの。
子供なんかわたしに育てられるもんか。

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マリオンさん、登録ありがとうございました。


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